歌舞伎の舞台名所を歩く〈写真集〉

  出雲大社


 
出雲大社の一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)から四の鳥居(銅鳥居)を通って、ぐるっと境内を回って参拝します。行きは参道の東側、帰りは西側を通って二の鳥居を出て、神門通りを歩きます。
 (「  」内の引用は「出雲大社ご案内図」(出雲市観光課発行)より)


◆一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)
「石、鋼、鉄、銅とそれぞれに違う素材を使った四つの鳥居を丁寧にくぐり、
御本殿までの間にしっかりと心を整えましょう。」(参拝の心得)










◆二の鳥居(勢溜(せいだまり)の大鳥居)






◆下り参道
「神社仏閣の参道で、下り参道はめったにありません。
下りながら、一気に厳かな「神威の世界」に入っていきます。」




◆祓社(はらえのやしろ)
「ここに祀られる四柱の祓戸神に、私たちが知らぬ間に犯した
心身の汚れをはらい清めていただきます。これから
参拝する大国主大神のの御意を頂けるよう、ぜひ参拝しましょう。」


 

◆浄めの池
「水面が見る人の心を浄めてくれます。
出雲大社は知る人ぞ知るバードウォッチングスポットです。」




◆祓橋(はらえのはし)
「橋の下を流れる川は、出雲大社の後背の八雲山から流れる清流「素鵞川」です。
八雲山は古来から禁足地とされる神聖な山です。」



野見宿禰神社への矢印(帰りに寄ります)


◆三の鳥居(松の参道の鳥居)



何かの行列がやってきます。











稚児行列でしょうか…、未だ続きます。




見終わって松の参道を進みます。




◆ムスビの御神像
「大国主大神が、日本海の荒波の向こうから現れた「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」を
授けられ結びの神となられたという神話の一場面を再現しています。
御神像は鋳物でできていて、昭和61年(1986)に京都の崇敬者が寄進したものです。」






手水舎(てみずしゃ)





◆四の鳥居(銅の鳥居)
「天正8年(1580)に毛利輝元によって寄進されたもの。寛文6年(1666)に損傷部分が
多かったため、輝元の孫、毛利綱広(長州藩主)が現在の鳥居に造り直しました。
銅製の鳥居としては、わが国で最も古い鳥居です。」




◆拝殿

「現在の拝殿は、昭和34年(1959)に総ヒノキ造りで再建されたものです。
銅鳥居の下の中央に立つと、拝殿が左にずれていることがわかります。
これは御本殿の御屋根を拝することができるようにと配慮されているからです。」

出雲大社では「二礼四拍手一礼」です。







◆御本殿
「大社造りとよばれる日本最古の神社建築様式です。現在の御本殿は高さ24mで
延享元年(1744)に3年半の歳月をかけて完成しました。古くは倍の48mの御本殿が
建っていました。出雲大社では、60年に1度、厚さ1mのひわだ(ヒノキの皮)葺き替えて
ご遷宮を行います。現在の御本殿では4回目で、昭和28年(1953)以来のご遷宮になります。」




御守所

◆楼門(ろうもん)
「楼門とは、2階建てで下の部分に屋根のない門です。寛文7年(1668)建立。
正月の間だけ一般に公開されています。」




楼門と八足門(後ろの山は八雲山)


八足門(やつあしもん)


八足門と十九社(後ろは「亀山」)





◆十九社
こちらは東の十九社、西の十九社もあります。



ちなみに神々が1週間滞在し、会議をされるのは稲浜近くの「上の宮」、
また神々をお迎えするのは旧歴の10月10日で、現在の暦では11月になることもある、
と観光案内所で教わりました。




拝殿の方を振り返り(↑)、前方を見る(↓) 右は「釜社」、突き当りは文庫








◆素鵞社(そがのやしろ)
「大国主大神の父神、素戔嗚尊が祀られています。「八岐大蛇(やまたのおろち)
退治が有名で、神楽の演目の一つとしても人々に親しまれています。」









◆御本殿


 




振り返ると左に宝庫、参道奥に彰古館




◆西の十九社









◆千家國造館
「天穂日命依頼代々出雲大社に奉仕される出雲國造のおすまいである
と同時に厳重な潔斎場という性格をあわせ持った建物です。」























◆牛馬舎






ふたたび四の鳥居





帰りは参道の右を歩きます。


左のテントでは大茶会






御慈愛の御神像
「神話「イナバの白うさぎ」でしられるだいこく様は、大国主大神をさしています。
白うさぎを助けたように御慈愛に満ちた神様として有名ですが、
背負われた「袋」の中に何が入っているかご存知ですか?
そこには私たちの苦難・悩みが入っていて、私たちの身替りに
背負っておられます。その後、大黒さまは幾度も試練・難事にあって
死の淵に沈まれましたが、その度に見事に復活、蘇りをされました。
よって「復活の神」、「よみがえりの神」、「いのちを結ぶ神」と言われています。」






















三の鳥居(松の参道の鳥居)


祓橋



祓橋からみた下り参道


◆野見宿禰(のみのすくね)神社






ふたたび下り参道へ戻り、二の鳥居(勢溜の鳥居)へ






◆神門通り





のどぐろ丼としじみ汁(1,000円) なんというおいしさ!







こちらも最高!(600円)
 


ご覧いただきありがとうございました。

歌舞伎の舞台名所を歩く HOME
平家物語の舞台を歩く 一覧
(2019年5月13・15日撮影)
 
inserted by FC2 system