歌舞伎の舞台名所を歩く 『伽羅先代萩』 |
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奈河亀輔作『伽蘿先代萩』(めいぼく せんだいはぎ)、通称「先代萩」は、伊達騒動を鎌倉時代の人名の置きかえて脚色した芝居で、「御殿の場」で乳母(めのと)の政岡は、幼君鶴喜代を逆臣に毒殺されないよう、自分で飯を炊いて食事をつくっています。 初演は安永6(1777)年、大阪・嵐七三郎座。 『伽羅先代萩』はさまざまに脚色されて、時々舞台にかかってきました。観た舞台を拾ってみます。 1968年5月、国立劇場で『裏表先代萩』 1986年7月、歌舞伎座で『慙紅葉汗顔見勢』(ハジモミジ アセノカオミセ)、通称『伊達の十役』 1995年12月国立劇場、2018年4月歌舞伎座(百三十年四月大歌舞伎)で『梅照葉錦伊達織』(ウメモミジ ニシキノダテオリ) 以上の外題では乳母は「政岡」ですが、一番上演回数の多い『実録先代萩』では「浅岡」の名で登場します。 |
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6代目中村歌右衛門の政岡・坂東うさぎ(現・初代市村橘太郎)の鶴千代 (『演劇界増刊 歌舞伎名作案内 2』(演劇出版社, 1979)グラビアより) |
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港区役所の前に「浅岡飯たきの井」があります。 東京メトロ浅草線「大門」駅より歩いて5分ほどで区役所に着きますが、正面右に井戸が残されています。 |
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(2017年10月31日撮影) |
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