歌舞伎の舞台名所を歩く

  尾上菊五郎献樹の枝垂れ桜, etc.



北斎「相州江の島」(『北斎富嶽36景』(保育社、1969)より)

江の島は江の島弁財天を祀る島としてよく知られ、江戸時代には弁財天詣で賑わいました。その江の島の中津宮に、江戸時代の芝居小屋が寄進した石燈籠と、当代の尾上菊五郎・菊之助が献樹した枝垂れ桜・枝垂れ梅等があります。




江ノ電「江の島」駅から歩きます。









 何の話か伝説なのか、説明板はありません。


 富士山がうっすらと…



















◆辺津宮(へつみや)























ようやく中津宮への石段があり、上ると左に海が見えます。




もう一つの石段を上ると、



◆江戸三座の中村座・市村座寄進の石燈籠

右手前に江戸・中村座、正面の本殿の左に市村座寄進の石燈籠が見えます。




今度は市村座の石灯籠を近くで見てみます。





 中津宮本殿


◆尾上菊五郎・菊之助が献樹の桜と梅

参道の左手には手形と左右に枝垂れ梅と枝垂れ桜が植えられていて、説明板もあります。











江の島歌舞伎とお練り、ぜひ見てみたかったですね。



 参道を振り返ると、向こうは海







 左は石段を上った参道、右は奥津宮への参道

◆奥之宮へ

 
 ゆうひ茶屋のところで、ソフトクリームを食べて一休み


 映画「ローマの休日」を思い出させます。 












◆奥津宮























◆龍宮(わだつみのみや)









この時は江の島岩屋は台風の被害で閉鎖されていて、ここで引き返しました。

「稚児ヶ淵」は、歌舞伎の舞台になっているので、独立して書きました。こちらをご覧ください。










 (たたみいわしは少し火を通して酒の肴に。最高でした!)



お読みいただきありがとうございました。

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(2018(平成30)年12月24日)
 
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