歌舞伎の舞台名所を歩く 銀閣寺 |
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『室町反魂香』 | |
(京都市左京区) |
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三島由紀夫作『室町反魂香』(むろまち はんごんこう)は、国立劇場で昭和46(1971)年6月に初演されました。 序幕「石清水八幡社頭の場」、二幕目「銀閣寺神降ろしの場」、三幕目「博多沖唐船々中の場」二幕目は「銀閣寺神降ろしの場」の三場からなり、邦楽に清元と大和楽を使った新作でした。 その二幕目のあらすじです。 |
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将軍義尚は死んだ。父の義政は止むなく再び将軍となったが、日夜亡くしたわが子を思い、巫(かんなぎ)を呼びよせては義尚の霊を呼びださせようとする。しかし義尚の霊は降りず、牛や蛙といた怪しげな霊ばかりだった。義政は怒り、巫どもを打ちすえようとする。 そのとき、僧霊海に案内されて、憔悴した綾子がやってくる。と、忽ち義尚が現れて父の名を呼ぶ。義政は大いに喜ぶが、霊が離れて気を失っている綾子の姿に思わず邪心がおきる。 (『国立劇場 プログラム』 18-19頁より) |
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綾子は「美しい白拍子。将軍義尚の寵愛を受けたが、義尚の死後、その父からも恋慕され、ついに自ら海中に身を投げる薄幸の女性」(同上19頁)でした。 序幕の石清水八幡宮もどうぞご覧ください。 |
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(2) パンフレットより ◆銀閣 ◆銀沙灘と向月台 本堂 ♣ |
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(2003年8月3日撮影) |
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