歌舞伎の舞台名所を歩く |
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『神田祭』 | |
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清元の舞踊『神田祭』は、東京外神田にある神田明神(神田神社)の祭りを題材として作られました。鳶頭と芸者の何とも粋な踊りとして人気があります。清元は名曲です。 |
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ひととせを今日ぞ祭りに当り年、警護、手古舞はなやかざる、桟敷の毛せんも色にでにけり酒機嫌、神田囃子も気おい好く。 来ても見よかし 花の江戸祭りについの派手模様、牡丹寒菊うら菊のゆかりも丁度花づくし。 祭りのなア、はでな若イ衆が、勇みに勇みに身振りを揃えて、やれはやせ、それはやせ、花山車(だし)手古舞稽古に行列よんやさ、男伊達じゃのやれこれさ、達引じゃのと言うちゃわたしを困らせる (『歌舞伎名作舞踊』(演劇出版社, 1991)81頁) |
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また平成9(1997)年10月、国立劇場で、河竹黙阿弥作『黄門記童幼講釈』 (こうもんき おさなこうしゃく)が通し5幕11場の通し狂言として上演されました(第204回歌舞伎公演)が、序幕第一場は「神田明神鳥居前の場」でした。 |
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神田明神へ行ってみます。 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅で下車、聖橋を渡ります。秋葉原の電気街が見えます。JR中央線・総武線、トンネルから地下鉄の丸の内線の電車が交差する写真を見たことがあるので、ぼくも撮ろうと思いましたが、なかなか3線の電車は重ならないのであきらめました。 湯島聖堂を通りすぎて、 交差点で右に行くと目指す神田明神です。鳥居の手前に有名な老舗があります。 鳥居の中にも甘酒の店と食堂があります。ついメニューに目が行きます。 ◆神田明神 随神門 茅の輪 境内をぐるりと回ってみます。 神馬 本殿の右手へ行きます。 ◆銭形平次の碑 他の石碑・句碑もあります。 ◆境内社 ◆浮世絵師・年方と小唄塚等の記念碑 階段手前の老舗のうなぎ屋 |
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『神田祭』の初演は天保10(1839)年、江戸・河原崎座。 ちなみに『お祭り』(『申酉』)は、これも江戸三大祭の一つである赤坂・山王日枝神社の御祭礼「山王祭」を舞踊化したものです。こちらをご覧ください。 |
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(2017(平成29)年6月22日撮影) |
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