歌舞伎の舞台名所を歩く 『柳影澤蛍火』 |
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「昭和の黙阿弥」と称された宇野信夫作『柳影澤蛍火』(やなぎかげ さわのほたるび)が、昭和45(1970)年5月に国立劇場で6幕11場の通し狂言として上演されました。その大詰が「駒込六義園書院」と「駒込六義園庭園」の二場。 柳沢騒動を描いた作品で、配役は、 柳澤吉保=3代目實川延若、おさめの方=7代目中村芝翫、護持院隆光=3代目市川猿之助、桂昌院=5代目片岡我童(14代目片岡仁左衛門・歿後追贈)、曾根権太夫=8代目市川中車、懐かしい名前ばかりで、顔が思い浮かびます。 |
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六義園はJR「駒越」駅から歩いて10分ほどで着きます。 庭内をぐるっとまわってみます。 左は蓬莱島 和歌の浦を模した「妹山・背山」 藤代峠 名園です! ちなみに近くに東洋文庫がありますので、展覧会情報を見て出かけることにしています。またお七吉三郎比翼塚がある吉祥寺も歩いて行ける距離です。 |
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(2019年11月7日撮影) |