歌舞伎の舞台名所を歩く

  二条城
『絵本太功記』


 (1)

近松柳ほか合作『絵本太功記』(えほん たいこうき)は、光秀の反逆を中心に、6月1日から13日の物語を一日一段に構成した芝居ですが、平成17(2005)年11月に国立劇場で4幕5場の通し狂言として上演されました。

序幕は六月朔日 「二条城配膳の場」、

時は天正10年、応仁の乱以降の国の乱れは尾田春長によってようやく収められた。都を守護した春長の威勢はいやがうえにも高まり、内大臣として二条城に居を構えている。
 (『国立劇場 プログラム』より)

主君らしい振舞いをするように光秀から諫言され、光秀を目障りな存在と感じていた春長は、ちょっとしたことをとらえ、蘭丸に鉄扇で光秀を打つよう命じます。眉間が破れ血がしたたり落ちる恥辱にも光秀はじっと耐えます。しかし内心は…。

そして、六月二日「本能寺の場」、二幕目に六月六日「妙心寺の場」へと続く舞台でした。

次もご覧ください。

 本能寺(中京区) 本能寺址(中京区)
 妙心寺(右京区)

(2)

二条城は徳川家康によって慶長8(1603)年に築城されました。



地下鉄東西線「二條城前」駅で下車、通りに出ると左に門が見えます。角を曲がると入口の門に着きます。










◆唐門






◆二の丸御殿(国宝)






◆二の丸庭園(特別名勝)







◆天守閣跡へ











◆清流園





  


 
 
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(2017年11月15日撮影)
 
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