歌舞伎の舞台名所を歩く |
瑞光院という播州赤穂の浅野家・赤穂義士ゆかりのお寺があります。 JR・地下鉄・京阪電車の「山科」駅から北、毘沙門堂の方向に向かって15分ほど緩やかな坂を上っていくと、左手にあります。 門の右の戸を開けて入ると、すぐ右に浅野稲荷があります。 奥へ行くと、「瑞光院の由来」があり、 碑や歌碑(残念ながら読めません)が建っています。 そして本堂の真裏は墓地です。 ぐるりと回って、刻まれた文字を見てみます。 内匠頭の隣には、主君に寄り添うように、「大石内蔵助良雄」の墓。 また奥の「瑞光塔」と由来の碑に並んで、四十七士の一人・小野寺十内の招魂碑が建っています(説明はなく、なぜここにあるのか等については不明)。 墓の前には線香が置かれていますので、僕も手向けて、墓地をあとにしました。 |
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山科は『仮名手本忠臣蔵』九段目「山科閑居の場」の舞台ですが、そのゆかりで毎年12月14日、ここでも義士祭が開催されます。 スタート地点は毘沙門堂。ここであの火事装束のようなものに着替え、先ず代表者がこの瑞光院に参拝し、他の「赤穂浪士」たちと合流し、大石神社・岩屋寺まで練り歩きます。 歌舞伎の忠臣蔵については、「忠臣蔵を歩く」ご覧ください。 |
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(2019年12月9日撮影) |